4)神様に何を祈ればよいのですか。

 世の中に「苦しい時の神だのみ」という言葉があります。 

 もちろん、困った時に祈るのもよいでしょう。でも、祈りは困った時だけのものではありません。

 あなたは、どうしてこの世に生きているかを考えたことがあるでしょうか。

 命、身体、毎日の糧、自然の恵みなどは、全部ただでもらったものです。

 どなたからもらったのですか、どなたがこれらを造られたのでしょうか。

 あなた自身やあなたが使用しているものもすべて神の恵みです。 祈ることは、まず、「神に感謝する」ことです。

 あなたがいただいた総ての恵みのために、神に感謝してください。今ここにいること、健康であること、幸せで

 あることを感謝しましょう。  感謝することの大切さは、古来の日本の考え方にもあるとおりです。

 また、祈ることは、「神を賛美する」ことです。自然、小鳥、花、子供の素直さ、総ての美しいものの中に、神の

 知恵と 偉大さを感じ取って、神を賛美してください。さらに祈ることは「神に許しを願う」ことです。

 私たちは、これほどの恵みを受けたにもかかわらず、神を忘れたり、 自分勝手に振舞ったりしたことを思い

 出して、神におわびしましょう。

 最後に祈ることは、謙虚な気持ちで「神にお願いする」ことです。 あなたの悩みと必要なことを神のみ心に

 ゆだねください。神は、私たちの幸せを望んでおられる方なのです。

 神はどこにもおられる方です。すなわち、祈る場所はどこでも結構です。でも、教会の静かな雰囲気の中では、

 もっと落ち着いて祈れることでしょう。

 平日でも、教会が開いている時は、ひとりで祈りにきてもいいのです。神に祈ることによって、あなたの心は

 安らぎを見出すでしょう。

  
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