カトリック河原町教会
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カトリック河原町教会公式
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聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者(8月14日)
コルベ神父は1894年、ポーランドの織物職人の 息子として生まれた。13歳でフランシスコ修道会神学校に 入り、その後7年間、ローマに留学し哲学と神学を学ぶ。 そこで知り合った仲間と「無原罪の聖母の騎士信心会」を設立。 25歳で司祭叙階の後、母国に帰り、3年間クラクフの大神学校の教授を務めた。
1927年には「無原罪の聖母の騎士」小冊子を発行し宣教を開始。 東方宣教をめざして、1930年36歳の時にゼノ修道士ら5人と共に長崎に上陸。 聖母の騎士修道院を開き、月刊誌「聖母の騎士」を発行、 また大浦神学校では哲学を教えた。 1937年、母国の修道院長に任ぜられ日本を去る。
第二次世界大戦下、ナチスによりアウシュビッツ強制収容所に送られる(囚人番号は「16670」)。 そこで妻子ある士官の身代わりとなり、他9人と入れられた餓死牢でも神に祈り、歌った。
苦しみの中で皆を励まし続け、さながら聖堂となった「死の地下室」で仲間を送り、 最後は自ら差し出した手に注射され永遠の眠りについた。47歳だった。
1982年10月10日にヨハネ・パウロ二世により列聖された。
2017年8月
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