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ロザリオの祈り

 ロザリオの祈りは、12世紀に生まれたとされ、祈りの形を整えながら、愛し守られて、幾世紀にもわたって教会に受け継がれてきました。157年、教皇ピオ5世によって10月7日がロザリオの聖母の記念日に制定され、ロザリオの祈りはさらに全教会的なものへと高められました。

 また、2002年10月、教皇ヨハネ・パウロ二世は使徒的書簡「おとめのアリアのロザリオ」を発表し、ロザリオの祈りをキリスト教的祈りの中で最も優れたものとして、その祈りの実践を強く勧められました。同時に、それまでの「喜び・苦しみ・栄え」の3つの神秘に、新たに「光の神秘(啓示の神秘)」を加えられました。

 わたしたちにとってロザリオを唱えることは、イエスに最も近かったマリアのまなざしを通して、マリアの心とともに、キリストの生涯におけるさまざまな場面を「思い起こし」「黙想する」ことであると言えます。

 教皇ヨハネ・パウロ二世はその書簡の中で「マリアに伴われながら、たえずキリストのみ顔を黙想するロザリオという霊的道行において・・・・・・わたしたちは自然にキリストの生涯へと導かれ、その思いを『呼吸する』ようになるのです」と記し、わたしたちにロザリオの祈りの神秘性を指し示しています。

 10月はロザリオの月です。どのような時もキリストに全面的に従われたマリアの取次ぎにより、自らの重荷をすべて主にゆだね、共に祈りましょう。

 「ロザリオほど、イエスの生涯とマリアの生涯が深くひとつに結ばれているものはありません。マリアはキリストのうちにのみ、そしてキリストのためにのみ生きたからです」(教皇ヨハネ・パウロ二世)

2013年10月



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